明日の日曜日に開催される「外秩父七峰縦走ハイキング大会」に申し込み、先日案内文書とともにゼッケン、記録カードが届き俄かにテンションが上がってきました。
七峰縦走本番の内容はこちらにアップしているのでよろしければご覧ください。
約42キロを歩く外秩父七峰縦走ハイキング大会とは?
東武鉄道が主催し、毎年この時期に開催されています。
まず最初に東武東上線の小川町駅近くにある小川町役場で受付を済ませ、ぐるーっと七つの峰
- 官ノ倉山
- 笠山
- 堂平山
- 剣ヶ峰
- 大霧山
- 皇鈴山
- 登谷山
を越え、寄居駅南口にあるベルクフォルテ寄居店までの約42キロを歩くハイキング大会です。
小川町役場で受付を済ませ、電車で隣の駅「東武竹沢駅」まで移動し、そこからスタートすることもできます。この場合、約2キロ短くなります。
長い間無料で開催されていましたが、昨年から有料となりました。有料といっても2,000円ですから、参加しやすいと思います。
七峰縦走を知ったのは10年前
今から10年前の2009年4月19日、家族で車で秩父方面に遊びに行ったときに小川町駅付近から大勢の人が道を歩いている光景を目にしました。さらに前方には大型バスが走っていて、その車内にも大勢の人が乗っていました。大型バスの後ろを定峰峠方面に向かって走行していると同じようなバスと頻繁にすれ違いました。いったいこれは何なんだ???
秩父高原牧場でゆっくり過ごしているとここにも大勢の人が歩いてきて、ソフトクリーム売り場で長い列をつくっていました。
近くにいた人に話を聞き、このときはじめて七峰縦走という大会を知りました。参加者8千人がフルマラソンと同じ42キロ歩くと聞いてびっくりした記憶があります。近くでは足を痛め治療を受けている方もいました。大勢の人たちが一生懸命歩いている道を申し訳ない気持ちで車で通ったものです。
さらに2年前、イワウチワの写真を撮るために笠山に登りに行った日がたまたま七峰縦走大会当日で、このときも大勢の参加者に遭遇しました。
参加者の列に混じって笠山から下山しているときにちょっとした人だかりがあったので覗いてみると、60代くらいの男性が白目をむいて倒れていました。意識はなく、心臓マッサージを受けていました。身の凍るような光景でした。あの方は無事だったのか今でも気になっています。
山道を長時間歩くので日ごろから相当鍛えていないと参加は厳しいんだろうなあなんて感じたものです。
10年前は参加している方々を見て、ただただ凄いなあと感心したものですが、まさか自分が参加することになるとは当時全く考えられませんでした。
登山をはじめたきっかけは家族で登った富士山
2006年の7月に家族で富士山に登りました。これが登山を始めたきっかけです。富士山登山はとにかく苦しかったことと、早朝に山小屋から見た御来光の美しさが印象に残っています。
決して富士山登山が楽しかった訳ではありません。その後も登山を続けたのは、せっかく買った道具を無駄にしたくなかったのと母が山好きになったからだと思います。
当時はよく両親と一緒に登山したものです。
現在の登山スタイルは花目的ののんびり登山か長距離ガチ登山
現在は単独での日帰り登山がほとんどです。
登山スタイルはのんびりと花を眺めながら時間をかけて登るパターンと、歩け歩け大会のようにひたすら長距離を歩く登山に分かれている感じです。
最近は自然の中を「歩く」ことに喜びを感じるようになってきました。
とはいえこれまで1日に歩いた距離の最高は38キロ。
42キロははじめてなので自分の体がどうなるのか不安もあります。
七峰縦走はどのように挑むか
長距離を歩くと後半自分の体がどうなるのか未知の部分が大きいので、絶対に無理せずやや抑えめのペースで歩こうと思っています。
時間に余裕が持てるようにしたいので受付を早めに済ませたい。受付時間は6:30~となっていますが、過去の記事を読むと実際はそれより前から開始されているようなので、遅くとも6:00までには受付待ちできるように準備をしたい。
途中渋滞箇所もあるようなので、ほどよくペースを抑えられそう。決してイライラせず、歩かせていただいているという感謝の気持ちを忘れずに心に余裕を持って挑みたいものです。
1.靴
峰々を越える大会なので当然登山靴でしょ!なんて思っていましたが、送られてきた案内を読むと「全コースの20キロ以上は舗装道路です。」と書いてある。登山靴で20キロ以上を歩くのはあまりにも靴がかわいそう。というわけで登山靴ではなく、軽くて歩きやすいアディダスのアウトドア用シューズを使用しようと思います。
2.水
水はお気に入りの2リットルのハイドレーションシステムで挑む予定。昨年秋に導入し、歩きながらでもすぐに給水できるので手放せなくなりました。給水時のストレスがだいぶ軽減されました。ただ、そのせいで水分をとりすぎる傾向があるので、そこは十分気を付けないといけないです。
3.食糧
調べてみると途中には売店もあるようですので、できるだけそちらを利用しようかなと思っています。どんなものが食べられるかといった楽しみも増えます。もちろん最低限の食糧はザックに入れて挑みます。
こういう大きなイベントは多くの方の理解と協力のもとに行われるわけですし、多くの方にご迷惑もかけているわけで、感謝の気持ちとしてなるべく現地にお金を落としたいという思いもあります。
もちろん最も大切なことはしっかりとマナーを守ることです!
4.服装
今のところ当日(明日)の天気は良さそうです。気温が上がりそうなので暑さ対策として長袖の薄いインナーの上に半袖のポロシャツで良いかなあ。寒さを感じるようであればその上にソフトシェルを羽織れば問題ないかなと。たぶん道中は上着不要な気がします。帽子もかぶります。
5.その他
IPHONEのGPSでログをとりたいので、スマホ充電用の予備電池
もしものためのヘッドライト
ばんそうこう
熱中症対策用の塩
こんなもんかな・・・
目標は転ばないこと!
ゼッケンに目標を記入する箇所がありました。
目標は「転ばないこと!」にしました。
山歩きで最も怖いのは怪我や体調不良です。体力に自信があっても怪我して動けなくなったり、無理して体調を崩したりすると即命の危険につながります。
今回は要所要所に係員の方がいらっしゃるようですので、そのような場合でも救護してもらえるのかもしれませんが、できればお世話になりたくないものです。本来山歩きは全て自己責任です。肝に銘じて怪我をしないよう十分注意して歩いてこようと思います。
はじめて挑む七峰縦走が果たしてどんな結果となるのか、今からとても楽しみです。
七峰縦走本番の内容もアップいたしましたので、よろしければご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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