丸葉のフィカス、パンダガジュマルを買いました
「丸い葉の植物を部屋に置くといいらしいよ」
理由はよくわからないものの、ふとかけられたこの言葉がどうにも気になり、丸い葉の植物を部屋に置いてみることにしました。
いろいろ調べて最終的にこれだ!と決めて手に入れた植物がパンダガジュマルです。
パンダガジュマルに興味を持ったきっかけ
部屋が北向きのため、日中ほとんど直射日光が部屋に入ってこない環境でも育てられる植物を検討しました。
いわゆる耐陰性のある植物です。
フィカスという植物に注目
そんななか、ふと手にした園芸雑誌で目を引いたのがフィカスでした。
読んでみると耐陰性もばっちり。
フィカスと聞いてもピンとこない方も多いでしょう。
観葉植物に興味のある方であれば、ガジュマルやゴムの木といえばご存知の方も多いはず。
ガジュマル | ゴムの木 |
もっと身近なところでは、イチジクもフィカスの仲間です。
フィカスという名を聞いたことがない方でも、案外身近にある植物だということがお分かりいただけると思います。
フィカスの仲間は主に熱帯地方に生息していて、世界中にたくさんの種類があり、また、園芸品種として品種改良されたフィカスも存在します。
栽培難易度は種類によって様々ですが、人気の高いガジュマルなどは難易度も低く、初めての方でも比較的簡単に育てられるようです。
ホームセンターでパンダガジュマルを知る
フィカスでできるだけ葉が丸いのもの、できればまんまるなものがないか探してみたところ、とあるホームセンターで、
”おおーっ、これこそ求めていたものだ!”
と心惹かれたのがパンダガジュマルでした。
しかし、そこで売られていたパンダガジュマルの葉には、傷みや欠損がありました。
売られていたのはこの1鉢だけ。
さすがにこれはちょっと・・・と感じたのと、ここで売られているということは他のホームセンターでも容易に手に入るだろうと考え購入は見送りました。
だってパンダとはいえガジュマルですからね。
ガジュマルならいろんなところで売ってますから。
パンダガジュマルは入手困難なのか?
いくつかお店を回れば簡単に手に入るだろうと考えていたパンダガジュマルですが、この考えは完全にあまかったです。
ホームセンターや園芸センターなどいくつか回ってみたものの、全然見つかりません。
購入を検討したのが11月と、時期的に需要の高い季節が過ぎつつあったことが原因なのか?
あのかわいらしい丸い葉が人気なのか?
おそらくこの両方なんでしょう。
本当に見つかりませんでした。
怪しいパンダガジュマルに遭遇!
これはとある大型ホームセンターでの話。
園芸コーナーをじっくり覗いてみると、なんとパンダガジュマルが売られているではありませんか!
ところが・・・
うーーーーん・・・
葉の丸みがあまい・・・
正直言って普通種のガジュマルの中で比較的丸めの葉が多いものをパンダガジュマルとして扱っているだけといった印象でした。
葉をよく見ると明らかに通常のガジュマルと同じ縦長の葉もついていました。
これには不信感しかなく購入には至りませんでした。
ようやく手に入れたパンダガジュマル
計10数店舗のホームセンターや園芸店でパンダガジュマルを探してみましたが、売られていたのは最初に見つけたお店と、怪しいパンダガジュマルが置かれていたお店の2店舗だけでした。
そこで最初に見つけたホームセンターへ赴き、パンダガジュマルを手に取りじっくり眺めてみました。
たしかに葉に傷や欠損はありますが、絶妙な枝の張り具合が心に刺さり我が家へ迎え入れることにしました。
購入したパンダガジュマルがこちら↓
この写真を見てイメージと違うと感じられた方も多いのではないでしょうか?
ガジュマルといえば根本部分の大きな膨らみが特徴的ですが、このパンダガジュマルにはそれがありません。
たまに根本部分が大きく膨らんだパンダガジュマルが売られていますが、それは普通種のガジュマルに挿木したものだそうです。
ちなみに先に話した大型ホームセンターで見つけた怪しいパンダガジュマルも、根本が大きく膨らんだものでした。
葉の欠損や傷み具合はこんな感じです。
きっとこれが原因で売れ残っていたのでしょう。
ガジュマルにはキジムナーが宿る
ガジュマルにはキジムナーという妖精が宿ると言われています。
ガジュマルを大切に育ててキジムナーに気に入られるとその家は繁栄し、逆に粗末に扱うとひどい仕打ちをされると言われています。
まさに自然の法則といった感じですね。
自然は人々に大きな恵みと癒しを与えてくれる一方、時に残酷なまでの厳しさを与えるものです。
購入したのが11月中旬。
これから寒い季節を迎えます。
はじめてのガジュマルをこの季節から育てることは難易度が上がりますが、キジムナーに気に入られるよう大切に育てていかなければなりません。
追記① 冬の管理について
2022年1月、はじめての厳しい冬を迎えています。
この時期は毎朝6時ごろから2時間、出勤前にストーブで部屋を暖めています。
パンダ様は日の当たる窓辺に鎮座していただき、できるだけ葉の表面に日光が当たるように心がけています。
万が一枯らしたりでもしたら、キジムナーの怒りに触れてしまいますからね。
この枝の絶妙なカーブと深緑色の丸い葉に毎日癒されてます。
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