2021年2月 Mahora稲穂山の福寿草『秩父紅』
※ムクゲ自然公園は2021年からリトリートフィールド『Mahora(まほら) 稲穂山』に名称が変わりました。
2021年2月17日、埼玉県の皆野町にあるMahora稲穂山のオレンジ色の福寿草『秩父紅』を見てきたのでその様子を写真と共に記します。
数日前の新聞に、ここで見頃を迎えたオレンジ色の福寿草『秩父紅』の記事が掲載されていました。
秩父紅は『幻のフクジュソウ』とも『幸せを呼ぶオレンジの福寿草』とも呼ばれているそうです。
昨年も秩父紅を見に行ったのですが、時間が早すぎて花が開き切らないうちにここから離れていたので、今年こそはなんとしても大きく開いた花を見たい!ということで皆野町のMahora稲穂山まで行ってきました。
Mahora稲穂山
2021年は1月30日からオープンしています。
開園時間は10:00〜16:30です。
休園日は2月16日(火) 、2月17日(水)〜3月8日(月)の期間は無休です。
Mahora稲穂山までのアクセスと受付場所
MAP
寄居方面から国道140号線で向かう場合
皆野寄居有料道路を走れば早く着きますが、今回は国道140号線を走行しました。
寄居方面から国道140号線で向かい、『大塚』という交差点で皆野寄居有料道路のガード下をくぐります。
交差点を直進し50mほど先を左折します。
ローソンの手前に「Mahora 稲穂山」の案内板が出ています。
秩父紅の赤いのぼりが立つ道なりに進みます。
(のぼりはムクゲ公園のままですね。)
右カーブを曲がり切った先のここを右に曲がります。
今年から受付場所が変わりました
ゲートをくぐってすぐのところにある右側の建物の中で入場料を支払います。
手前右側に数台分の駐車スペースがありますが、道路上に路駐して支払いを済ませる方も見受けられました。
料金は整備協力金として500円ですがクーポン券付きのMAPを印刷して受付で見せれば10%引の450円で入れます。
年間パスポートは1,500円です。
料金を支払うと園内マップと催し物の案内が記載されたチラシがもらえます。
料金を支払った後は、駐車場へ車を移動します。
坂道を車で上がってくると右側に見えるこちらの建物の前に駐車場(P3)があります。
この建物の中にはお土産売り場とカフェとトイレがあります。
秩父紅の苗も売られていました。
駐車場(P3)
こちらは別の駐車場(P4)平日でもわりと多くの車がありました。
福寿草の開花状況
昨年の写真と合わせ、時間の経過と共に変わっていく花の開き具合をご覧ください。
朝10時半ごろの開花状況(昨年の写真)
この時間はまだ花は開いていませんでした。
福寿草は太陽が上がるにつれて花を開きます。
確かにこうして見るとようやく目が覚めてあくびをしているみたいです。
正午すぎの福寿草
Mahora稲穂山には秩父紅のほか、普通種の福寿草も植えられています。
双方合わせてご覧ください。
福寿草 普通種
う〜〜〜ん、ミツバチは活動を開始しているというのに・・・
まだ花は開ききってない。
秩父紅
午後2時ごろの福寿草
この頃になるとだいぶ花が開いていました。
福寿草 普通種
開花中の花いろいろ
この時期見頃を迎えているのは秩父紅だけではありません。
他にもちょうど見頃を迎えていた花々をご紹介します。
ロウバイ
ちょうど満開でした。
辺りにはロウバイの良い香りが漂っていました。
マンサク
不思議なかたちが特徴ですね。 こちらも早春を代表する花です。
セツブンソウ(節分草)
昨年は数が少ないもののぽつりぽつり咲いていたのですが、今年はこれしか見つけられませんでした。
以下の写真は昨年の写真です。
セツブンソウ目的で来られる方は少ないとは思いますが、期待しない方がいいでしょう。
稲穂山古墳
園内には秩父で最大最古の古墳、稲穂山古墳があります。
あずまやの右側のこんもりと盛り上がったところが稲穂山古墳です。
そういえば以前秩父原人なんてのもありましたね。
捏造ときいてガッカリしましたけど。
古墳に向かう途中には水場があります。
こんな高台なのにこの水はいったいどこから流れてくるのだろうか。
古墳の上までのぼってみることにします。
古墳のてっぺんです。 岩や石が無造作に転がっているだけでした。
森の美術館
園内には美術館もあります。
この時は『吉田迪子(みちこ)作品展』が開催されていました。
線だけで描かれた古民家や旧校舎の素朴でノスタルジックな絵画が飾られていました。
本当に地道な細かい作業を経て完成された絵なので、一枚仕上げるのに半年くらいかかっているものもあるという説明に納得しました。
森の美術館で大きなインパクトを受けたのがこの亀さん。
入り口の柱を甲羅でささえていました。
「なんで俺がこんなことしなきゃいけねんだ!」とちょっとふてくされているような表情が面白いです。
池の中にはカエルの卵
園内の池を覗くとカエルの卵を発見しました。
池の中はまるで小宇宙のようです。
もう少しで賑やかになりますね。
春ですな。
岩の広場
お子さんが喜びそうな空間が広がっていました。
山頂の展望台
受付で山頂からの展望が素晴らしいと聞いていたので行ってみました。
結構な距離を登りますので、足腰に自信のない方は車を山頂近くの駐車場(P8、P9)へ移動してから登ることをおすすめします。
登るコースにもよりますが、このような石段があったり、
このような山道を登っていきます。
山頂の展望台に到着しました。
正面には秩父を代表する山、武甲山がそびえ、
眼下には秩父盆地を望むことができます。
荒川の水面がキラキラと輝きとても美しかったです。
展望台からのパノラマ写真です。
武甲山から両神山まで見渡すことができます。
あずまやもあります。
あずまやの中にはキャンピングチェアーが置いてありました。
絶景ブランコ
山頂にはほかにも面白いものとして2つの大きなブランコがありました。
ブランコ1
周りに誰もいなかったのでちょっと座ってみました。
数十年ぶりのブランコでしたが、乗り心地がとても良く座っているだけで気持ちが上がりました。
ブランコ2
ブランコの正面には武甲山がドーン!
どちらもいつまでも乗っていたいほど快適でしたが、この日は寒くてたまらず早々に退散しました。
もう少し暖かい季節の風のない晴れの日などは最高のブランコ日和になりますね。
ただ大人が乗るにはちょっと地面が近い感じでした。
最後に
今が見頃の福寿草、本当に綺麗でした。
福寿草は正午過ぎに開いてきましたので、福寿草だけを見るのであればちょっと遅めに行かれると良いと思います。
逆に早めに行って山頂の展望を眺め、美術館で絵画を見てから福寿草を見るというプランも良いですね。
暖かなカフェでのんびりくつろぐこともできます。
Mahora稲穂山ではこのようにさまざまな時間の使い方ができるのも魅力ではないでしょうか?
まだ行かれたことのない方はぜひ!
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント