2019年5月18日(土)から5月26日(日)の間、埼玉県鴻巣市の荒川河川敷で『ポピーまつり』が開催されました。
普段は何もないところに特設会場が作られ、ステージでは様々なイベントが行われ、周囲には露店が立ち並びます。
『ポピーまつり』開催期間が過ぎた後になってしまいましたが、朝ポピー畑(馬室会場)に行ってみました。
まつりは終わってもポピーはまだまだ綺麗でした。
車も人も少なくじっくりポピーに向き合うことができました。
※2019年6月2日現在、特設会場はなくなり、ベンチだけがぽつんと残っています。
広大なポピー畑
ここ馬室会場のポピー畑は日本一の広さを誇るそうです。
この光景を目にしたら思わずうならずにはいられないでしょう。
それだけのパワーと美しさに圧倒されると思います。
荒川の河川敷だけあって遠くまで見渡すことができます。
(写真クリックで拡大します。)
早朝のポピー
朝早くに行くとこのように蕾の殻をくっつけた状態の開花中のポピーをいくつも見ることができました。
初めて見た開花の瞬間はとても感動的でした。
つぼみの殻を割り、最後は殻を振り払って開花しました。
これは6月2日(日)早朝4時半から撮り始めたものです。
曇り空の下、開花まで実に3時間半かかりました。
(晴れていればもっと早いのかな?予想よりずいぶん長かったです^^;)
これまでポピーと言えば下の写真のような立ち上がった花びらが特徴的だななんて感じていました。
こんな感じのものです。
ですが開花したての花はみんなまんまるなんですね。
まるで和紙でできた花のようでした。
天気も良く朝からテンション上がります^^
どこから見ても本当にきれいです。
晴れの日の朝のポピーは清々しさも相まって特に美しいと感じました。
夕暮れのポピー畑
夕方涼しくなってからのポピー畑もまた趣深かくて良い感じでした。
この時間でもけっこう見物客が多かったです。
日中は暑かったので涼しくなった時間を狙ってくる方も多いのでしょう。
太陽がだいぶ西に傾いてきました。
まもなく日暮れを迎えます。
御成橋にしずむ夕日です。
番外編① 麦なでしこ
番外編② 飛べなくなった欲張り(⁉︎)ミツバチ
朝のポピー畑ではたくさんのミツバチが花から花へと飛び回りせっせと花粉を集めていました。
ポピー畑のあちこちからミツバチの羽音が聞こえてきます。
そんな中、他とは明らかに異なる悲鳴のような凄まじい羽音が聞こえてきました。
通常の羽音はブ~~~ン、ブ~~~ンという感じの音なのですが、
この時聞こえてきたのは、
ブブブブブブブーン!!!ブブブブブブブブブブブーーーンブンブン!!!ブンブンブブブブブブブーーーン!!!!・・・(なんとなく伝わったでしょうか^^;)
この羽音が気になり音の聞こえてくる方向に近づいていくと・・・
なんと丸まったポピーの花の中から抜け出せなくなったミツバチが懸命に翅を羽ばたかせている音でした。
ちょっとぼやけてしまいましたが、こんな感じでミツバチが翅をバタつかせて脱出しようと懸命にもがいていました。
えっ?どういうこと??
しかも1匹や2匹ではありませんでした。
たぶんそのうち出ていけるのでしょうけど無駄な体力を使わせるのもなんなので、目についたものは軽く花を傾けて脱出させてあげました。(刺されたら大変なので真似はしないでください。)
どのミツバチにも共通していたのが足に大きな花粉団子をくっ付けていたこと。
下の写真は別の花で出られなくなってもがいていたミツバチです。
花を傾けてあげて脱出には成功しましたが上空に飛び上がることができないようでした。
しばらく様子を見ていると・・・
地面に落っこちてしまいました。(ちょっと分かりにくいですが翅はちゃんとついています。)
うーーーん、足の花粉団子が重すぎるのでしょうか?
空を飛べなくなるほど大量の花粉団子を身に付けるようなアホだとは思えないのですが^^;
どこか怪我をしてしまったのか、はたまた翅を傷付けてしまったのか
謎です...。
最後に
鴻巣のポピーは過去何回か見に来たことがありますが、今年はいつもにも増して花のパワーや美しさを感じました。
一目見て、「あれ、今年はなんか凄いな」と感じたのですが何かが変わったのかな?^^;
今回は早朝のポピー畑で開花の瞬間も見ることができて満足です。
来年はもう少し早い時期から観察してみたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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