荒川サイクリングロードを彩る満開の彼岸花(曼殊沙華)

曼殊沙華(彼岸花)
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この時期、荒川のサイクリングロードを自転車で走っていると、所々で真っ赤な彼岸花を見ることができます。

彼岸花は別名『曼殊沙華(マンジュシャゲ)』ともいい、あの独特のかたちとドギツイ赤がとても印象的な花です。(個人的にはちょっと気持ち悪さを感じますが^^;)

今回は撮影してきた彼岸花の写真と、彼岸花について調べてみた内容を記してみました。

曼殊沙華(彼岸花)

荒川サイクリングロードに咲く彼岸花

地元にある荒川のサイクリングロードを走っていると...

曼殊沙華 彼岸花

こんな感じで道路端に彼岸花が咲いています。

つい最近まで全く気付かず、突然あちこちで赤い花を咲かせ始めました。

曼殊沙華 彼岸花

彼岸花のビビットな赤色は遠くからでもとてもよく目立ちます。

曼殊沙華 彼岸花

道の先に真っ赤な彼岸花が咲いているのが見えます。

 

曼殊沙華 彼岸花

これらはサイクリングロードの続く荒川の土手の斜面で咲く彼岸花です。

このように所々で群生しています。

早朝から一眼レフカメラを持ったカメラマンの姿も散見されました。

曼殊沙華 彼岸花

ちょうど朝の太陽の光を受けてキラキラ輝いていたので、撮影するには最高のコンディションでした。

ただ、デジカメは赤い色が苦手です。

(自分のカメラの腕がないだけか^^;)

なかなかうまく撮影できませんでしたが、どうぞご笑覧くださいませ。

 

彼岸花の花には枝も葉も節もない

曼殊沙華 彼岸花

彼岸花の『花』には葉も枝も節もありません。

それでいて急激に勢い良く成長するので、このように地面に積もっていた枯草をまとっている姿を良く見かけます。

 

ちなみに彼岸花に葉がないわけではありません。

あくまでも花が咲いている間は葉がないというだけで、葉は花を終えてから出てきます。

葉については時期が来たらアップしたいと思います。

曼殊沙華 彼岸花

こちらは枯草が蕾にまでまとわりついています。

 

彼岸花・曼殊沙華の名前の由来

曼殊沙華 彼岸花

『彼岸花』という名前は、その名の通りお彼岸の頃に開花することに由来します。

一方彼岸花の別名『曼殊沙華』という名前を耳にすると、なんとなく特別な花のような印象を受けませんか?

それはある意味正しくて、インドの仏教用語で、『天界に咲く花』という意味があります。

確かに彼岸花の花の色とかたちを見るとこの世の花とは思えない感じがしないでもないです。

天界に咲く花と聞くとちょっと微妙な気はしますが^^;

 

彼岸花には毒がある

曼殊沙華(彼岸花)

彼岸花には毒があります。

彼岸花には百合のような球根があり、この球根を誤食すると死に至ることがあります。

一方、この毒を薬として使うこともありますが、素人は絶対に手を出してはいけません。

この毒のおかげで彼岸花を植えると虫除けやネズミ除け、モグラ除けとなるため、昔の農家の人は畑の周りに良く植えていました。

この時期は日本全国様々なところで彼岸花が見られますが、この彼岸花、実は日本の固有種ではなく、中国から持ち込まれたものだそうです。

 

彼岸花の別名は不吉なものが多い

彼岸花のあのどぎつい赤色、独特の変わったかたち、毒があって食べると死に至る危険もあることなどから別名は恐ろしいものが多いです。
 

死人花

地獄花

幽霊花

蛇花

捨子花

   等々・・・

どれもひどいものばかりです。

こんな呼ばれ方をしたら人間だったら自殺するレベルですよね。

それでも逞しく咲き続ける彼岸花から少し勇気をもらえた気がします。

 

とはいえ正直、彼岸花を見るとちょっと気持ちの悪さを感じていました。

かたちや色からして毒々しさを感じますよね。

それはきっと昔の人も同じだったのでしょう。

このような名前で呼ぶことで、不用意に食べたりしないように教育していたのかもしれませんね。

 

最後に

彼岸花についてマイナスイメージが増してしまったので、最後に彼岸花を好きになれるよう頑張って撮影した写真をまとめてアップします。

曼殊沙華(彼岸花)

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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